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 光合成や開花をしないランの新種を鹿児島県三島村竹島で発見したと7日、京都大大学院人間・環境学研究科の末次健司研究員が発表した。論文はフィンランドの植物学会誌(電子版)に掲載されており、和名でタケシマヤツシロランと認定された。光合成も開花もしないランは世界で2例目という。
 同研究員によると、タケシマヤツシロランは光合成をしないラン科のオニノヤガラ属に属し、キノコの菌糸に寄生する。4、5月の2カ月ほど地上に現れ、7~16センチほどに成長するが、花の部分はつぼみのままで咲かず、自家受粉するという。
 末次研究員は「日本で新種の植物が見つかるのは極めて珍しい。開花をやめた進化の過程などを解明する上で良い材料になるだろう」と話している。(2013/11/07)時事通信社