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 鳥取県南部町東上の農業、奥山俊二さん(62)の牛舎で15日夜、雌の白いタヌキ1匹が箱わなに入っているのが見つかった。奥山さんは「過去にもタヌキは捕らえたが、白タヌキは初めて」とびっくり。殺すのは忍びないとして引き取ってくれる動物園を探している。

 タヌキを調べた町内在住の自然観察指導員、桐原真希さん(39)によると、色素の減少で体毛が白化した白変種で、まだ若いらしい。けがも見られず、体調も良好という。

 箱に入ったタヌキは尾を除いた体長が約40センチ。牛用の配合飼料を食べ、観念したようにうずくまっている。フンには柿の種があり、冬を控えて餌探しをしていたらしい。奥山さんは「我が家に幸せを運んでくれたのならうれしい」と話している。

 奥山さんは9日、牛舎に白いタヌキが入ってきたのを目撃、牛に病気を移されないよう捕獲のため箱わなを仕掛けていた。(毎日新聞)2013年10月16日