1

 深緑の迷路柄にオレンジ色の甲羅を持った新種のカニを、京都大瀬戸臨海実験所(和歌山県白浜町)大学院博士課程の座安佑奈さん(28)が発見した。6月に発行された動物分類学の国際論文誌で新種と認定された。

 最初に見つけたのは2010年5月。同県串本町沖のサンゴ礁を潜水調査中、サンゴ表面の穴に、珍しいカニが収まっていたのを発見した。

 甲羅の前の部分に、深緑の迷路のような模様があり、後方は鮮やかなオレンジ色。甲羅は長さ約5ミリで幅約4ミリと小型。

 その後も調査を続け、この模様が雌だけに現れることを突き止めて「ダイダイクボミサンゴヤドリガニ」と命名した。2013年08月29日(西日本新聞)