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 体長一・一九メートル、重さ六六○グラムという珍しいミニサイズの深海魚「リュウグウノツカイ」が越前町の米ノ海水浴場で見つかり、七日、坂井市三国町崎の越前松島水族館で氷漬けの状態で展示された。展示は一日限り。

 リュウグウノツカイは体が平たく全身が銀白色で、長い六本の背びれと腹びれが特徴。体長は三~五メートルにもなる。

 六日に海水浴で訪れていた岐阜県の中学生が海底で見つけ、同館に連絡した。既に死んでいたが、尾びれがない以外はほぼ完全な状態で、腹びれが二本あった。

 リュウグウノツカイは県内でも毎年打ち上げられるが、これだけ小さいのは「全国でも非常に珍しいサイズ」(同館職員)。さらに、発見されるのは一~三月の冬場で、真夏に見つかった例はないという。

一日限定の特別展示に、観光客は「入場したかいがあった」などと大喜び。子どもたちは氷漬けのリュウグウノツカイに「目が怖い」などと興味津々の様子だった。

 同館はホルマリン漬けの標本にし、一九八二(昭和五十七)年に三国町の海岸で見つかった個体の標本と一緒に展示する。(2013年8月8日)中日新聞