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「ミツバチ」と聞いて、あなたは何を連想するだろうか? お花畑で陽気に誘われて、花の蜜を吸っている姿を思い描いた人も多いはず。最近発見された都市型のミツバチは、そんな朗らかなイメージを一掃してしまうような驚くべき生態を持っている。

彼らは養分を人間の目から採取するという。しかも、目を閉じてもその隙間から、涙と汗を吸い取るというのだ。これは怖い、怖すぎる! 怖くて眠れねえよ~ッ!!

コハナバチ科に属する「ラシオグロッスム ゴッサム」と名付けられたこのハチは、米コーネル大学の研究者によってブルックリンで発見された。ブルックリンといえば、ニューヨークの行政区のひとつであり、人口250万人の大都市である。したがって、ミツバチが繁殖するには適した環境と言い切れない。

しかしそのような環境下で、新しい種が発見されたのである。実はこの種は都市型に生態を変化させており、人間の目の涙と汗を養分に繁殖しているという。個体がああまりにも小さいために、目から養分を奪われた人はそのこと気付かないようだ。

しかも、目に違和感を覚えてまばたきをしても、ハチは目から離れることなくまぶたの隙間から涙を吸い取ることさえあるという。残念ながら、その生態のすべてがわかっている訳ではなく、今後の研究によってこのハチの全貌が明らかになるだろう。

人体にどの程度影響があるのかも、定かではない。それにしても汗や涙を養分に繁殖するとは、自然のたくましさに驚かされるばかりである。日本に同種のハチがいないことを願う……。(ロケットニュース24) 2012年5月10日