2012年03月

深海魚のキュウリエソ島根県の海岸で大量に打ち上げられる

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 深海に生息している小魚のキュウリエソが、島根県隠岐の島町の海岸で大量に打ち上げられているのが見つかった。一般には目にする機会が少ない深海魚。県によると、2002年春にも西ノ島町で同じような現象が見られた。ただ、今回のように数十万~数百万匹単位で打ち上げられるのは珍しいという。

 「大量に魚が打ち上げられている」と住民から町役場に知らせがあったのは21日。連絡を受けた県隠岐支庁水産局の担当者が22日朝に調査したところ、同町都万の塩の浜で、長さ約500メートルにわたって数十万から百万匹のキュウリエソが打ち上げられていた。旧都万村地域を中心に大津久や那久、津戸地区の海岸でも見つかった。

 キュウリエソは体長2~5センチのムネエソ科の小魚。隠岐諸島周辺を含む日本海にたくさんおり、キュウリのようなにおいがするため名前が付いた。食用には向かないが、ハタハタやカレイ、スルメイカなど日本海の魚たちの餌になっている。(朝日新聞デジタル)2012年2月26日



青色のコチョウランの作出に世界で初めて成功(千葉大)

組換え~1


 高級な鉢物として重要なランの一種であるコチョウランにおいて、遺伝子組換えにより、従来存在しなかった青色の花色をもつ品種の作出に世界で初めて成功した。この研究は、千葉大学大学院園芸学研究科植物細胞工学研究グループの三位正洋教授及び陳東波特任講師と石原産業株式会社(本社大阪市)との共同研究の成果であり、同社が単離したツユクサ由来の遺伝子を、本学園芸学研究科植物細胞工学研究室においてコチョウランの培養細胞に導入し、個体再生および開花に至ったものである。

 コチョウランは、交配によって白、赤、黄色など多種多彩な花色の品種が作り出されているが、青い花の品種がなく、育種家や生産者の長年の夢であった。これはコチョウランには花弁に青色色素のデルフィニジンをつくりだす遺伝子がないためである。本研究グループでは、この青色遺伝子をコチョウランの培養細胞に送り込み、4年の歳月をかけて植物体を作り出し、平成24年2月15日に初花が開花した。ツユクサは日本全国に自生する美しい小さな青い花をつける身近な植物で、この変種のオオボウシバナ(アオバナ)はツユクサを大型にした植物である。その花は江戸時代から滋賀県で友禅染の下絵用染料として利用されている。今回作り出されたコチョウランは、もともとピンクの花をつける品種であったが、この遺伝子を入れたことにより、ツユクサに似た美しい青色に変わった。コチョウランはもともと遺伝子組換えの難しい植物であったが、植物細胞工学研究室の15年以上の研究の積み重ねと石原産業中央研究所で蓄積されたバイオ技術の融合が今回の成功に結びついた。

 なお、これに先行してダリアにおいても同じ遺伝子を用いて青花個体の作出に昨年成功しており、この個体を他品種と交配することによって、見事な八重の青色品種を作出することにも成功している。
今後はさらにこの遺伝子を利用して、従来青い花色が存在していなかった多くの重要な花で青い品種の作出が期待される。(千葉大学大学院園芸学研究科園芸学部)2012.02.29

巨大なアメーバに似た多細胞生物「センモウヒラムシ」

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センモウヒラムシ (Trichoplax adhaerens) は、単純な風船あるいは煎餅に似た形の海産動物である。軟体性であり、直径は約0.5mm。巨大なアメーバに見かけが似ているが、多細胞であり、裏表の区別がある。平板動物門(または板状動物門 Placozoa)唯一の種として分類される。

1883年、オーストリアのシュッツ (Schuze) によって海水水槽中から発見された。学名である T. adhaerens は、ガラスピペットや顕微鏡のスライドガラスを含む基盤に付着する (adhere) 性質から命名された。これを中生動物とする説がある一方で、同様の動物を観察したStiasnyは、同じ水槽にEleutheria属のクラゲが出現したことに注目し、これを刺胞動物の幼生であるプラヌラの変形したものだと断定した。それ以降は記録がなかったため、種の存在自体が疑問視され、あるいは刺胞動物として決着済みとの文章も一人歩きする状態が続いていた。しかし、1960年代に再発見され、培養に成功したことにより詳細な研究が進んだ。この結果、他の動物群には属さないことが明らかになり、1971年、新たに設けられた平板動物門 (Placozoa) に分類された。

センモウヒラムシは、器官と大部分の組織を欠いている。神経系も存在しないのだが、神経系を備えた種から進化したことを示唆する証拠もある。背と腹の区別があり、3層に分かれた2000-3000個の細胞から構成されている。背側表面は、1本の繊毛を持ち扁平な「扁平上皮細胞」からなる。腹側表面は、1本の繊毛を持ち柱状の「柱状上皮細胞」および、繊毛を持たない「腺細胞」からなる。腺細胞は消化酵素を分泌していると考えられる。これら2層の間には体液で満たされ、「間充織細胞」がある。
かつては無胚葉であると考えられていたが、その後の研究で二胚葉であると考えられるようになってきている。また、近年の分子生物学的な研究では、刺胞動物、有櫛動物(いずれも二胚葉の動物群)との類縁関係が指摘されている。DNA量は約1010ドルトン、小型の原生生物と同程度で、全動物中最も少ない。

水深2-3mの海中にガラス板を沈めておくことで、そこに付着したセンモウヒラムシを容易に採集することができる。体表の繊毛によって移動が可能である。単細胞生物や藻類を食物としている。これらの食物を「腺細胞」から分泌された消化酵素で分解し、体表の細胞で養分を直接吸収している。エサを採るために一時的に体の一部を伸ばすことが観察されている。
全体が2つに分かれる分裂によって無性生殖する。また、背面から多細胞の小塊を作りだす出芽も行なう。さらに、1個体当たり1個か2個の大きな卵細胞を生じることが知られていることから、受精によって有性生殖することができると考えられているが、卵と精子を作り出すための、特別な生殖組織は供えていない。(ウイキペディア)

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